アートをテーマにした大阪のデザイナーズホテル、D3 HOTELでは、2022年2月11日より 「泊まれる個展」 の第三会期(終了:3月17日)が始まります。第三弾作家は現在 パークホテル東京で作品を展示中の気鋭の染織家 河本蓮大朗さんです。
現代の中で失われてしまった様々な物体と人間の関係の回復をテーマに制作を続ける作家による繊細な作品が空間に溶け込み、ソファに座りながらその世界観にうっとりとしている来場者もいました。
二つの展示を振り返って、住空間でありながら、宿泊施設でもある「民泊」というプライベートとパブリックの間の曖昧な空間で、作品も作家も異なって見えた不思議な体験であったように感じます。
視覚を奪っていくような色づかいで描かれた人間の顔が建物を埋め尽くした第一弾。
鑑賞者が帰ってくる場所のように感じる作品を作りたいとも語った高山さんによる作品が、心地よく施設の中を点在した第二弾。
作家自身がつけた 「超染織」という タイトルには、関西での初個展に対する意気込みのようなものも感じられ、今から非常に楽しみです。
新年早々、感染症のネガティブなニュースがメディアを賑わし、なかなか気持ちが休まる日がこないですが、アートに囲まれた空間の中で、緩やかな時間の流れを感じてみてはいかがでしょう。
感染症対策を万全にして、スタッフ一同お待ちしています。 D3 HOTEL
泊まれる個展 2022年2月11日~3月17日 宿泊の予約はこちらから。詳細はInstagramでも発信しています。
会場のD3 HOTELは梅田から電車で10分、地下鉄野田阪神駅・JR海老江駅・阪神野田駅からも歩いて5分の好立地のアートをテーマにしたデザイナーズホテルです。