2023大阪関西国際芸術祭のフリンジ企画会場に選ばれました。

芸術祭会期2023年1月28日(土)〜2月13日(月)※プログラムや会場により開館時間が異なります
アートフェアプレビュー:2023年2月10日(金)13:00〜19:00
一般公開:2023年2月11日(土)11:00〜19:00
            2月12日(日)11:00〜16:00

2023大阪関西国際芸術祭のフリンジ企画会場に選ばれました。

d3 HOTELが大阪関西国際芸術祭のフリンジ企画として会場になり、会期中は泊まれる個展が開催されます。

住空間であり、宿泊施設でもある民泊施設という曖昧な空間に作品を展示する

泊まれる個展は、一軒家を改築したd3 HOTEL+にて、作家が個展を行い、住空間の中でアート作品を鑑賞する宿泊型のアート鑑賞プログラムです。より生活に近い住空間の中で、まるで作品を所有する感覚を味わってもらえます。


アート作品を飾ったホテルやゲストハウスは多くあっても、3階建ての一軒家に一人の作家が個展形式でステートメントとともに作品の展示を行い、そこに泊まれるような体験は珍しいのではないでしょうか。

前回も多くの参加者に好評だった河本蓮大朗氏による個展を再び、「泊まれる個展」として開きます。(1/28-2/12)
超染織 SUPER TEXTILEというタイトルにも作家の意気込みを感じる展示で今から私たちも楽しみです。

一軒家を改築した3階建ての建物を河本蓮大朗の染織が埋め尽くします。

河本蓮大朗
1991年神奈川県生まれ。2015年横浜美術大学工芸領域テキスタイルデザインコース卒業、17年同大学彫刻コース研究生修了。織物の制作を中心に、染織独自の質感や色彩と、素材が持つ背景やストーリーを重要な要素とし、制作を続けている。
(美術手帖より引用)

屋上で”整った”状態で、鋭敏な感覚でアートを感じられる体験

また同期間には、屋上のルーフトップサウナには、北野雪経による光と影をテーマにしたインスタレーションを設置しています。
感覚が鋭敏になる、いわゆるととのった状態で、光と影が自分の身体にもふりかかり、曖昧な感覚の中でサウナとアートを楽しんでもらいます。

■プロフィール
 北野雪経 | Yukitsune Kitano
 1988年生まれ | 大阪市在住
 studio sizma 主宰 | SAMURAI 代表 | 空間演出家

 2012年頃より切り絵作家として活動を始める。切り絵と影絵の関係から影の魅力に惹かれ、影を用いた空間表現を行うようになる。建築や装飾の現場で学びながら活動領域を拡げ、現代アートギャラリーのスタッフを経験後に独立。
 自身が主宰を務めるスペース studio sizma (スタジオ シズマ) では、他者の作品や世界観をもとに空間を演出することの価値づくりを行っている。2022年 個展 “Dance of Life” | igu_m_art (大阪)

夜にリビングでアート作品を囲み、サウナに入り、大切な人たちとの時間を過ごす。
朝起きてベッドから身体を起こすと、朝日を受け、また違った表情を見せる作品がある。

パブリックではなく、プライベートでもない曖昧な空間でアートと一緒に泊まる体験を。